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春を運んでくる「清明風」

清明とは「清浄明潔」という言葉を略したもので「全ての物が清らかで生き生きして いるという意味です。

その頃には、南東から「清明風」と呼ばれる穏やかな風が吹いてきます。

これは、 冷たい北風の季節が終わり、春の到来を知らせてくれる風。

 

この時期になると 晴れの日は暖かくて湿度も低く、とても過ごしやすくなります。

また、この頃の柔らかく静かに降る雨は、「発火雨(はっかう)」や「桃花の雨」などと呼ばれています。

 

雨の日でも濡れた若葉の緑が清々しく見え、気持ちがいい季節です。