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「暑中見舞い」

 暑中見舞いは夏の挨拶状であり、年明けから半年程経ってから相手の様子を窺う 手紙として浸透しました。

 

 厳しい暑さで相手が体調を崩していないか気にかけたり、夏の思い出を共有したりするのに便利です。

 

 お中元のように贈り物を手配する必要がないので、他人行儀に接する必要のない相手や子ども同士での交換にも向いています。

 

 主に梅雨明けから7月下旬にかけて発送される事が多く、立秋(8月7日頃)を超えてからは「残暑見舞い」と名称を変えるので注意しましょう。

 

 年賀状と違って不幸があっても暑中見舞いを送る事はできます。しかし、不幸から間もない場合は四十九日を避けて残暑見舞いにするなど、配慮するのが理想です。